ここ最近、生活コストを最適化するのが今後の日本を生き抜く上で欠かせないなと感じています。
何かあれば増税、増税って感じで、国民の税負担率は46.1%だそうですよ。汗水たらして働いても半分近くは税金として国に持っていかれるということです。エグい…!
世の中にあふれるワーキングプアや無職が救われていくには、
- 生活コストを最適化する
- 税金について学ぶ
この2つが欠かせないと感じています。
税金について学ぶのは、YouTubeなら専門家のわかりやすい解説が無料で観れて十分な環境なのですが、
生活コストの最適化については、実践ベースで自分で答えを出していくしかありません。
生活コストを最適化して支出を減らす=防御力UP
生活コストを抑えて最適化できたら、
- 収入が少なくても何とかしやすい
- 収入が増えたら、その分残る
マジで強いです。
防御力が高くなって受けるダメージが大幅に減るというイメージがしっくり来ます。
生活コストの最適化=足るを知る
自分が「これなら足りている」と感じられるところに抑えて、その範疇で過ごすために必要な費用が最適化された生活コストだと考えています。
足るを知ることで、最適な生活コストが見えてきます。
経済観念を高めるのが難しい
私は会社員時代、「いつの間にかお金が無くなっている」と感じることが多々ありました。それは、失くしたわけでも盗られたわけでもなく、特に何も考えずに使っていたからでした。
給料など固定収入があると、気が緩んで経済観念が甘々になってしまうタイプです。その結果、いつの間にかお金が無くなっているという間抜けな状態になってしまうんです。
当然、生活費に対する意識も低く、衝動買いなどムダが出費がかなり多かったです。
固定収入が無くなったら生活コストが最適化された
一般的な考えなら、無職になったらまずは仕事を探して収入を得ようとするはずです。
ただ、私は
- 安定の状態だと思考停止してしまうタイプ
- 毎日働きたくない怠け者
- 独身
というわがままな社会不適合者ということもあり、定職につくより『己の生活コストの無駄を徹底的に削ってみよう』としたのです。
無職になってから、お金と向き合うことで徐々に経済観念がまともになってきた感があります。
収入が無く、貯蓄の中でやりくりをしていかないといけないという状況になったことで、お金のスイッチが入る感覚がありました。
その感覚は、貯蓄の残高が減れば減るほどに研ぎ澄まされていきました。笑
(追い込まれないと気合が入らないタイプです…)
なかなかの荒療治ですし、人を選ぶ方法ではありますが、私はこういう経緯で生活費が最適化されていきました。
生活コストを最適化するための6つの必須項目
毎月の生活費って大体こんなところです。
- 家賃光熱費
- 食費
- スマホ・ネット代
- その他雑費(日用品、交通費、交際費など)
これにプラスで、税金(住民税、健康保険、年金)が乗っかってきます。これがデカい。
毎月の出費を最適化するための方法で言うと、
『家賃を抑える』
『保険を見直す』
『サブスク(定期購入)を見直す』
ここらへんの王道は大前提ですね。
そこから更に取り組んだ方がいいと思う項目を挙げてみます。
- 家計簿アプリを導入する
- 楽天モバイルで家のネット回線もカバー
- 自炊する ※効果大
- 酒は予算設定
- 運動(散歩、ジョギング、筋トレ)する
- 必要ないものは買わない ※これが最重要かも
って感じです。
家計簿アプリを導入する
「家計簿をつける=めんどくせー」という先入観が強くて、苦手意識が強かったのですが、導入してみたらとても素晴らしい!今や家計簿アプリ無し生活は考えられないレベルです。
お金の流れが一目瞭然になるからです。
何にお金を多く使っているのかがパッと見で分かるので、改善がしやすく、生活コストの最適化には欠かせないツールです。
今やスマホアプリのおかげで便利・簡単・無料ですから、使わない理由がありません。
おすすめは、『マネーフォワードME』です。
無料会員が連携できる口座数が10件→4件に減るという改悪がありましたが、それでも使いやすいので使い続けています。
(改悪も無料ユーザーが多い中でサービスを運営していく上での苦渋の決断だったのだろうと思っています。4件でも十分なので無料会員のままです。)
他に『お金のコンパス』も併用していますが、
- マネーフォワードMEに慣れている
- お金のコンパスは現金収支の手入力が出来ない
という理由でサブ的な利用になっています。(マネーフォワードMEに登録しきれていない分の管理用として)
それでも無料でこれだけの機能が使えるのだから、素晴らしいアプリであるのは間違い無いです。
※お金のコンパスは2024年6月30日にサービス終了しましたので、現在はマネーフォワードMEのみを使っています。
楽天モバイルで家のネット回線もカバー
スマホ代を安くするのはかなり簡単で、それでいて相当効果が高い節約です。
大手キャリアだと、月額7,000~8,000円とかかかってたりします。格安スマホなら、月に1,000~3,000円くらいで済むので、5,000~6,000円もの節約になります。
大手キャリア→格安スマホへの乗り換えは、今や常識レベルかと思いますが、個人的には格安スマホの中でも更にこだわった方がいいと考えています。
一番のオススメは楽天モバイルです。
理由は、データ通信無制限だから!!これは本当に助かります。
家のネット固定回線が要らなくなってしまうかも知れません。(住むエリアによってはキビシイ可能性もある)
私はスマホ代+ネット通信費あわせて、月額3,280円で済んでいます。
自炊は副業級の節約 ※効果大
外食やコンビニでの食料代はバカになりません。自炊をしてみると、引くほど実感できます。
個人差ありますが、月に10,000円~30,000円は余裕で変わってくるのではないでしょうか?ちょっとした副業レベルの金額です。
おまけに自炊の方が健康的というメリットもあります。最初はめんどくさいですが、慣れてくると平気になるものです。
自炊を続ける秘訣は『凝らない』
ご飯は一気にたくさん炊いて小分けして冷凍、食べる時に電子レンジでチン。マジで楽ちん。
おかずはYouTubeに簡単レシピがあるので、それを見て真似すればOKなんで楽勝です。
お気に入りは炊飯器レシピです。具材を炊飯器にぶち込んでスイッチ押すだけなんで、くっそ楽ですよ。
オカズ作るの面倒くさいなら、梅干しや卵、納豆、ツナ、サバ缶などあれば簡単で美味しい。
さらに食事の回数を減らしたら様々な効果が
食費の節約のためってわけでもないのですが、食事の回数を減らして1日1食にしてみたところ、もろもろの変化・効果がありましたので別記事にて詳細を書きました!
1日1食はだいぶ極端なのでオススメしにくいですが、食事の量・回数を減らしてみるのはオススメできます。
体が快調になったり、もちろん痩せるし、食費が安くなることがオマケに思えるような恩恵が得られてます。
(ぽっこりお腹対策として有効!)
お酒は予算を決める
私はお酒が好きなので、酒代が多い時で月に20,000円くらいかかっていました。量が増えるほどにお金かかるわ体に悪いわで、良いこと無いんですよね。
仕事でストレスを感じる時ほど酒量が増えがちなのですが、それを言い訳にたくさん飲んでしまっていた部分もあります。
なので、飲む量を減らす目的も兼ねて予算設定したら、これが中々上手くいきました。
予算は月額6,000円。1日あたり200円です。
最初の頃は前半で4,000円近く行ってしまって、このままじゃヤバいと1週間くらい酒を飲むのをストップしたんです。そしたら思いのほか平気だし、睡眠の質も良くなったりしました。
完全にやめれたらいいんですが、それも極端過ぎるなってことで、しばらくは予算制で行こうと思います。段階的に予算を減らしていくことも考えています。
お酒は正直言って害が多いとは分かっているものの止められないので、上手に適切な距離感で付き合っていきたいところです。
思い切って禁酒したら意外と平気だった
やめられないと思っていましたが、酒の代わりに炭酸水をがぶがぶ飲んだら意外と行けたので禁酒を続けています。
色んな変化・効果を実感したので別記事でまとめています。
運動(散歩、ジョギング、筋トレ)する
出かけるとお金を使ってしまいます。というより、みんなお金を使ってしまうところに出かける傾向がありますね。
運動で体を動かすことで、どっか行きたい欲は満たせます。
普段、運動不足ならば、散歩がめっちゃオススメです。散歩で外に一定時間出ると、どこかに出かけたいとか思わなくなるから不思議です。
外出するとなんだかんだでお金を使ってしまう人が大半ですから、散歩をするだけでかなりの金額が節約できるようになると言えます。
しかも運動は身体的な健康効果はもちろんのこと、メンタル的な健康にも絶大な効果を発揮します。
なんだか気分がもやもやする時でも、30分くらい散歩するだけでスッキリしたりします。いい事ずくめなのでやらないと損ですね。
必要のないものは買わない ※これが最重要かも
世の中には広告があふれかえっていて、YouTube見ててもCM多いし、プロモーションを含む動画も多くあります。
それらに物欲を刺激されて欲しくなってしまうのを防ぐために、広告に触れる機会を減らすと効果てきめんです。ムダ使いがかなり減ります。
足るを知るといっても物欲がゼロになるわけじゃないので、魅力的に宣伝されたら欲しくなってしまうものです。
テレビはだいぶ昔に捨てましたが、スマホやパソコンはさすがに捨てられないので、可能な限り広告による刺激を避けることで、その手の買い物はほとんど無くなりました。
欲しい物は、必要になったら買う
それでも物欲は減れど消えず、欲しい物が出てくることもまあまああります。
そういう時は待ちです。
必要になるまで待ちます。そう決めてしまうと全然平気なんです、これが。
今あるものを大事に使い続けるのが基本
大量生産大量消費で物余りの時代です。
買ったもののロクに活用せずにしまい込んであるモノや服、食べきれずに冷蔵庫の奥で干からびていく食品など、そういうのが一般的になってしまっているのが現代です。
それに慣れてしまうと、言わずもがな出費にムダが多くなります。
基本は、今あるものを大事に使い続けること。不必要に新しいものを買わないことがポイントになります。
世の中にあふれるマーケティングに流されず、浪費しないことで手元に残るお金はだいぶ変わってくると実感しています。
最適化された生活コストは優秀スキル
”生活コストを最適化=足るを知る”というのは、ひとつのスキルになります。
お金を稼ぐスキルよりも獲得しやすいのも素敵な点ですね。
心が豊かになる
足るを知っていると、ちょっとしたことが贅沢に感じられ、相対的に幸福度が上がります。
臨時収入があればお金が増えるし、急な出費があっても持ちこたえやすくなります。お金に振り回されにくくなります。
足るを知るのは難しい?
最適化させていく段階では、どうしてもダウンサイジングになるので後退している気分になることもありますし、欲望が肥大化している場合、足るを知るまでにある程度の時間と苦痛を感じることにもなります。
私のように安定の状態だと思考停止状態になってしまうタイプだと、なかなか身につかない可能性もあります。
足るを知るという言葉の意味を理解するのは簡単ですが、体現するのは簡単には行かないからこそ、最適化できればその後にスキルとしてかなり有益で、かけがえのない財産になってくれると思います。
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